皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『高齢者ニーズに応えて～医療モール～』について

大学病院内の勤務医が独立志向を高めていることや、
高齢者の患者にとって１ヵ所で複数の診療が受けられる
利便性があることなどから医療モールの開設が増えています。

医療モールとは、内科や皮膚科、耳鼻科など診療科目が
異なる複数の診療所と調剤薬局が１つの建物や敷地に
同居する施設のことを言います。

都市部ではビルの複数階にまたがって入る施設が多く、
地方では駐車場を共有して複数の診療所が立ち並ぶ形も
あります。

この医療モールですが、これまで不動産会社や商社などが
アレンジの中心的役割を担ってきましたが、茲許、調剤薬局による
取り纏めが増えているようです。

何故、調剤薬局が医療モールのアレンジを増やしているのか？

これは、大病院周辺への出店余地が減っていることが大きな要因と
なっています。調剤薬局にとって医療モールの開設は自らの出店にも
繋がり、処方箋販売を増やすことになるためです。

また、開業医にとっても、モール内に診療所を構えられれば、患者の
集客が安定できることも医療モールの増加要因となっているようです。

高齢化社会の課題解決と総合病院的な役割を担う「医療モール」の
普及は今後も注目ですね！

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