皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『介護機器・ロボットの国内市場』について

経済産業省によると、介護支援機器の国内市場規模ですが、
２０１５年に１６７億円、２０３５年には４，０４３億円にまで拡大
すると予測されています。

その背景には、皆さんもご存知の通り高齢化の進展がある訳ですが、
介護の人手不足を介護機器やロボットなどの支援機器を活用していく
といった需要の高まりが増していることに加え、介護機器を新たな
輸出産業に育成する方針などを国が打ち出していることも挙げられます。

介護支援機器開発の主な動きですが、

◆介護者の負担軽減
・寝たきりで入浴が難しく洗髪の頻度が少なくなりがちな人向けに
全自動で髪の毛を洗うロボットアームの開発
・歩行が衰えた人向けに車輪付きで動かせる水洗便器の開発

◆移動を支援
・ベッドから車椅子に移すのを助けるロボットの開発

◆歩行支援
・坂を上がる際にはモーターが歩行を助け、下る際にはブレーキを
利かせる手押し車の開発
・足に装着して歩行を補助する機器の開発
・杖型で目的地まで道案内をする機器の開発

などがあります。

２０２５年には６５歳以上の高齢者が３割を超える見通しであり、
介護や介助をする人の負担軽減に介護支援機器の活用は
益々重要となってきます。

また、介護支援機器の普及には、利用者にとってコスト面の課題を
どう解決するかもポイントとなる為、介護保険の適用範囲を拡大
するなどの検討も併せて必要になりそうですね！

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