皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『電気料金値上げ対策～新電力の活用～』について

２０００年以降、電力自由化で段階的に規制緩和が行われてきた
電力小売りですが、電気料金の値上げが続く中、競争力強化
による値下げ期待が大きく膨らんでいます。

電力の小売りについては、２０００年、大規模工場向けなどが認められ、
その後、２００５年には契約電力５０キロワット以上の小規模工場まで
広がりました。

東日本大震災以降、大手電力会社は電気料金の値上げを相次いで
行った結果、特定規模電気事業者（ＰＰＳ：新電力）が電気料金を抑えた
サービスを展開し、全体の１割程度までシェアを伸ばしてきています。

また、中部電力が新電力であるダイヤモンドパワーを買収するなど、
大手電力会社も電力の越境販売が行える体制づくりに着手しだしたことは
競争力強化に繋がる動きとして期待されます。

電力システム改革により、２０１６年には小売り参入の全面自由化、
２０１８年～２０２０年に料金規制の撤廃が予定されていますが、
現政権には規制緩和の動きを止めずにやりきって頂きたい所ですね。

中小企業にとって電気料金の値上げは業績に与える影響が大きく、
電力自由化による競争力強化が早期値下げへ繋がることを願っています。

また、エネルギー関連事業は規制緩和と共に成長産業となります。
そこにはチャンスがまだまだありそうですね！

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