皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『設備投資促進策～減税と規制～』について

政府・与党が今秋にまとめる成長戦略第２弾に盛り込む設備投資
促進策ですが、議論されている内容について見てみたいと思います。

【建物の改修】
◆大規模ビル、病院、ホテルなどの耐震、省エネ工事で減税
→期間内に基準を満たさない場合は、より重い税を課すことを検討

◆鉄道施設への耐震工事で減税

◆消防設備の耐震化に基準を設置

【設備の導入】
◆先端設備の導入などで即時償却や税額控除
→省エネの取組みが不十分な場合の指導強化

◆高効率ボイラーなど低炭素化設備の導入で減税

【産業の新陳代謝】
◆事業再編投資で減税

◆ベンチャー企業への投資で減税

などです。

ポイントですが、
①減税策については法人税での減税策が多く、利益の出ていない
企業にとってはメリットがあまり享受できないなどの問題点もあります。
法人税だけでなく、固定資産税などの減税にどこまで踏み込めるかに
注目です。

②減税策に加え、規制強化も謳われています。
規制強化を加えることで、企業サイドに早期設備投資を促すことを
狙いますが、どの規模までを規制強化の対象とするのか、などには
注視していく必要があります。中小企業にとっては、経営を圧迫する
リスクにも繋がるためです。

アベノミクス成長戦略実現へ向けて、様々な動きが活発化しています。

私たちも動向には注視し、いち早くアクションを起こすことで、チャンスを
掴んで行きたいですね！

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