皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『電力システム改革～参入規制の方針～』について

発送電分離や発電と小売りの全面自由化などを目指す電力システム
改革ですが、発電事業者、送配電事業者、小売り事業者が参入する際の
規制方針が出されています。

その内容について見てみましょう。

発電事業者は、電力市場に出回る電気を増やすため、最小限の規制の
届け出制にとどめ、多様な事業者の参入を促す。

送配電事業者は、電力供給のインフラであり、事業が止まれば広範囲に
影響がでることから許可制とする。

２０１６年に参入が全面自由化される小売り事業者については、登録制に
するとしています。

送配電事業者より規制は緩めるものの、空売りを防ぐための供給力確保と
併せて、料金の説明、苦情や問い合わせへの対応、事業休止・廃止の周知の
義務を課し、供給を突然停止した事業者については登録を抹消できるようにも
します。

電力小売りを許可制ではなく登録制とすることで参入を促し、電気料金の低減へ
つなげる一方、電力消費者の保護にも配慮していくとしています。

現在参入している新電力は１００社を突破。

競争が更なるサービスの提供及びビジネスチャンスに繋がることに
期待ですね！

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