皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『ドル建て融資～メガバンク以外も広がる～』について

日本企業が海外でのＭ＆Aや海外進出が一段と増加する中、
ドルなど外貨を調達したいといったニーズが高まっています。

これまで海外向け融資についてはメガバンクが先行していましたが、
海外拠点をあまり持たない生命保険会社や地方銀行が国内の
本店経由で融資を実行するといった手法が広がりを見せています。

日銀は昨年春、成長分野に外貨建てで投融資する金融機関に対し、
ドル資金を供給する制度をつくったことに加え、国際協力銀行も
２０１１年の９月から、企業のＭ＆Ａを支援する目的で金融機関に
対して低利でドルやユーロを供給し始めたことが後押ししています。

メガバンクの海外融資は２０１２年度の平均残高で約５３兆円と全体の
２割に達するが、地方銀行は１．５％に留まっている。

金融機関による企業向け融資はなかなか伸びず、余剰資金の大半を
国債で運用しているのが実情です。

地方や中堅・中小企業の海外展開を後押しするためにも、このような
融資が伸びることに期待したいですね！

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