皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『戦略特区の概要～規制緩和はどこまで？～』

アベノミクス３本目の矢となる「成長戦略」の実現に向けた
最大のポイントとなる規制緩和ですが、その柱として期待される
戦略特区の概要が決定しています。

日本経済再生本部は国家戦略特区の規制緩和概要を決定し、
関連法案を今国会に提出。成立すれば年明けにも特区の地域と
規制緩和の細目を決定する予定のようです。

まずは決定された特区での規制改革の主な内容について見てみたいと
思います。

【働き方】
・雇用契約の期限を５年から１０年に（全国で）
・解雇雇用ルールを明確にする指針をつくる

【医療】
・外国人医師、看護師の拡大
・未承認薬の評価を迅速に

【教育】
・公立学校を企業が運営

【都市再生】
・用途規制などを緩和し、高層ビルを建てやすくする

【農業】
・農地でのレストラン事業
・農地に公的信用保証制度を

等があります。

企業の農地保有解禁や労働時間制限を無くし自由に働くなど
岩盤となる規制緩和は見送りや検討止まりとなっています。

各地域が知恵を絞り提案している戦略特区ですが、これまでの特区
と同様、形だけのものにならないよう、安倍首相が主導して
是非、規制緩和を押し進めて欲しいですね。

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