皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『電力自由化へ向けて～電力取引所の活用～』について

卸電力市場の活性化を図るために、一般社団法人日本卸電力取引所
（ＪＥＰＸ）を使いやすくする動きが出てきています。

ＪＥＰＸは平成１５年１１月に有限責任中韓法人として設立。
（平成１７年４月より取引開始）

電力取引所では、平成１７年４月からスポット市場（１日前）、先渡し
市場を、平成２１年９月から時間前市場を、平成２４年６月から分散型・
グリーン売電市場を開設してきました。

電力取引所で平成２３年度に取引された電力量は４７億ｋＷｈであり、
小売販売電力量（８，７９２億ｋＷｈ）に占める比率は０．５％に留まって
います。

そこで、経済産業省は電力小売りの自由化を睨み、平成２８年から
３６５日・２４時間取引を行えるようにする他、売買手数料も現状の３分の１
程度まで下げ、電力取引所の活用を促すとしています。

３６５日・２４時間取引が行えるようになれば、大規模な発電所がトラブルや
災害で急に止まるようなことがあっても取引所から急遽電力を調達しやすく
なるなどのメリットが出てきます。

更なる活性化を図るためには電力需要家が取引所へ直接参加ができる
制度の整備などが課題として残ります。

発電事業者、小売り事業者における競争が電気料金の値下げに大きく
影響を与えます。

また、規制緩和が更なるビジネスチャンスにも繋がることから、事業創造
すればチャンスはまだまだ広がりそうですね！

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