皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『生活形態の変化に合わせて～シェアハウス～』について

リビングや浴室を入居者で共用する賃貸住宅「シェアハウス」の経営に
関心を寄せる不動産オーナーが増えているようです。

普通の賃貸マンションであれば、建物や立地条件で選ぶケースが多い
ですが、シェアハウスでは居心地の良さや入居者の交流を促す運営管理
及び企画で物件の付加価値を高めることができる点が関心を寄せる
要因となっています。

また、リビングや浴槽を共用するため、設備投資額の圧縮などで投資利回りが
ワンルームマンションよりも高くなるケースもあるようです。

日本のシェアハウスは外国人旅行者らが長期滞在する「ゲストハウス」が発展
したものと言われています。

その多くは仲介手数料や保証人が不要となるなど入居者のメリットも大きい。

あるシェアハウスでは「子育て」をコンセプトに、乳幼児が遊べる畳敷きスペース
を設け、庭では家庭菜園を楽しめるように計画。

多世代が共生するコミュニティー作りを企画し、その目的に共感を持つ入居者を
募っています。

ただ、注意点もあり、国土交通省は今年の９月にシェアハウスに関して
既存物件も含め、建築基準法では「寄宿舎」に該当すると通知を出しています。

これは「脱法ハウス」を規制する目的で出されましたが、同法や自治体条例に
よって壁の防火性能、廊下の幅、避難経路などの厳しい規制がかかるように
なることも意味しています。

生活形態の変化と共に、住まいづくりもどんどん変化していますね！

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