皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『ネクスト・チャイナが熱い～ミャンマー進出～』について

安価な労働力を活用し世界に製品を供給したり、人口６千万人超の
市場に商品を売り込もうと外資がミャンマーに続々と進出しています。

２０１２年１１月に成立した改正外国投資法を皮切りに、外資進出を
促す動きが活発化。

中国、インド、東南アジアに囲まれる立地や天然資源が豊富にあることも
世界が注目している点として挙げられます。

最近の目立つ傾向として、外食・小売りの進出が相次いでいます。
韓国のロッテリアや米国のコカコーラ、フランスの化粧品会社などが参入を
表明。

まだまだ１人あたりの国内総生産は低いですが、イタリアやスペインを上回る
人口にその潜在能力を見越し、外資参入の勢いが増しています。

しかし、インフラ不足は顕著で、特に電気の遅れは目立つようです。

アジア開発銀行によると、ミャンマーの電化率は２６％しかなく、送配電網の
性能の低さによる漏電も多いという。

ミャンマーは発電量の７割を水力が占めるが、水力の稼働が低下する
４～５月頃はさらに電気の供給が細るようです。

そこで、ミャンマー政府は２０２６年までに国内発電設備の容量を、
現状比２倍の１，７２０万キロワットに引き上げる計画を打ち出しています。

発電所整備だけでも多額の費用が必要となることから、外資を活用した
インフラ整備を進めようとしています。

日本の大手企業もミャンマーへの進出は勢いを増していますが、中小製造業に
とってはなかなかチャレンジしにくいリスクが介在します。

しかし、委託生産を行う仕組みをつくる等で低リスク、低コスト化を目指すことを
視野に入れた動きは必要になるのではと思料します。

世界からヒト、モノ、カネが集まるミャンマーのマーケットで日本の企業がどう
戦うか。。。まずは動くことが何よりも大切ですね！

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