皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『個人マネーの活用～インフラファンド～』について

インフラファンドとは、投資家からお金を集めて空港や道路、港湾、
再生可能エネルギー施設などに投資するファンドのことを言います。

インフラは一般的に景気変動の影響を受けにくく、長期的に安定した
収入が期待できる点が特徴。

これまでのインフラファンドは機関投資家（プロ）など限られた相手を
対象に設定するケースが多かったが、個人を含めた幅広い投資家が
売買できるよう証券取引所で専門の市場を立ち上げるケースが近年
増えてきています。

そこで、金融庁はインフラ整備に個人マネーを更に活用できるよう、
投資信託の規制を緩める検討に入っています。

現行制度では個人から資金を集めた投資信託や投資法人が資産の
５割以上投資できる対象は、株式などの有価証券や不動産、金や
農産物などの商品に限られています。

新たな規制緩和では、太陽光発電などの再生可能エネルギー施設や
公共施設の運営権なども対象に加えることを検討。

従来は、再生可能エネルギー施設は不動産に入るのか、区別がはっきり
せず、太陽光発電に特化したファンドを作ろうとすると、施設を証券化
して有価証券扱いにしなければならない等の手間と費用がかかって
いました。

規制緩和を行うことで、中間費用が抑えられ、個人投資家も低い手数料で
投資が可能になることを狙います。

政府は財政が厳しいこともあり、民間資金を活用したいことも窺える。

比較的安定した収益性が見込めるインフラ施設へ個人マネーの活用は
今後、増えることが予想されますね！

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