皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『新電力による電力買取り推進』について

新電力（ＰＰＳ・特定規模電気事業者）は、昨年１２月時点で全国１１８社と
この１年半で倍増しています。

電力値上げを背景に割安な新電力への需要が高まりを見せており、
新電力側も供給量を確保するために、再生可能エネルギーなど国が定めた
水準を上回る価格で買取るケースが増えてきている。

再生可能エネルギーの固定買取り制度による太陽光発電（出力１０ｋｗ以上）
の買取り価格は２０１２年度が１ｋｗ時当たり４０円（税抜）、２０１３年度が
３６円（税抜）となっていますが、ある新電力では４１円で買取りを行っています。

高値で買い取れる理由は、新電力が再生可能エネルギーを買取った場合、
交付金により実質調達コストが大幅に圧縮され、電力の売却先を確保
できれば、採算を維持できる仕組みとなっているため。

また、大阪市も市内のごみ焼却炉３ヶ所で発電した余剰電力の売却先を
２０１４年度に関西電力から新電力への切り替えを決定するなどの動きも
出てきています。

発電事業者にとっては、新電力が割増価格で買取ることで、売電先の選択肢が
増え、採算性の向上にも繋がります。

また、発電事業者が増えれば、設備導入コストの低減が見込め、最終的には
電気料金の値下げにも繋がっていきます。

電力を供給する側、調達する側、いずれとっても電力の自由化が競争を生み、
新たなビジネスチャンスとなりますね！

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