皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『林業復活の起爆剤になるか～バイオマス推進～』について

山林の多い地域では、地元産の木材を燃料に使う暖房機器や
ボイラーの導入を進める動きが広まりを見せています。

関西では、奈良県が放置されている間伐材をペレット状の木質
燃料に加工する実証実験がスタート。

自治体の施設に木質燃料を使う暖房機器とボイラーを設置。

間伐材の搬出や加工コスト、燃焼効率を検証した上で、将来は
民間事業者にも採用を働きかえるとしています。

また、和歌山県でも、粉末状の木質燃料を使うボイラーを増やす
計画としています。

現在は、集材所で余った間伐材などを粉末に加工し、温泉施設の
ボイラーや蚊取り線香の材料に利用している。

また、「間伐材で晩酌を」と銘打った珍しい取り組みも行っており、
一般住民が山地に残った間伐材を集材所に持ち込めば、現金と
地域限定商品券に交換する仕組みで間伐材を集めている。

国内の林業は、安価な外国産木材に対抗できず、林業就業者の
減少や森林の荒廃を招いているのが現状。

燃料として間伐材の利用が定着し、間伐作業が増えれば林業の
活性化に繋がるのではと期待されています。

木質バイオマスは、灯油などの化石燃料とほぼ等価で燃料となるが、
灯油ボイラーと比べ木質ボイラーの価格は４倍近く高いことがネック
となり、普及の足枷となっている。

安価に木質ボイラーを造れるアイデアがあれば、ビジネスチャンスに
繋がるかもしれません。

林業復活とエネルギーの地産地消にも繋がる分野であり、今後も
要注目です！

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