皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『ふるさと納税～税収移管の効果は？～』について

生まれ故郷や応援したい地方自治体に寄付することで住民税
などの納付が減る「ふるさと納税」ですが、その効果について
見てみたいと思います。

総務省の調査によると、制度を導入した２００８年では５４，００４件
（一部の災害義捐金を除く）だった件数は、２０１２年には２．３倍の
１２１，８５８件まで増えています。

しかし、寄付額を見てみると、２００８年の７７億円から２０１２年の
９６億円と２５％の増加に留まっています。

その要因ですが、１万円以上寄付をすれば５千円程度の特産品で
応える自治体が多く、自己負担の２千円は簡単に回収できること。

また、高額の寄付をしても特産品は変わらない所が多く、１口あたり
の単価が下がっているようです。

地方の自治体は、ふるさと納税を税収格差の是正策として捉えず、
地場産業の活性化や観光振興のツールと捉えている所が多い
ようです。

導入時の目的とした地方税収の移管効果は、あまり出ていないのが
現状です。

そうなると、クラウドファンディングとあまり変わりないのでは？？
と感じますよね。

ふるさと納税は寄付金のうち２千円を超える部分が住民税と所得税
から差し引かれる仕組みですが、確定申告が必要となります。

クラウドファンディングでは購入型（寄付をすると特産品などが送られて
くる）で寄付しても税額控除は受けられませんが、小口での利用が
可能であることやクレジット決済が使えるなどの使いやすさがあります。

弊社ではクラウドファンディングサイト「あしなが.ｊｐ」（http://ashinaga.jp/）
の運営を受託しております。

よろしければ、是非、覘いて見てください！

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