皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『新規事業へのチャレンジ後押し～グレーゾーン解消制度～』について

企業がイノベーション（技術革新）を起こすには、前例のない新事業を
行う場合が多いものの、事業が規制の範囲内かどうかが不透明な
「グレーゾーン」が問題となり、足枷せとなるケースが多数ありました。

そこで、今年１月に施行した産業競争力強化法により、曖昧な形で
企業を縛っていた規制を転換する「グレーゾーン解消制度」が発足。

その結果、新事業に規制がかかるかどうかを事業を始める前に確認
できるようになり、今の法律が想定していないような新規事業に取り組む
企業が活用できるようになりました。

手続きは１ヵ月と比較的短期で済むという。

グレーゾーンのケースを見てみると、自動車関連では、ドライバーが心臓
発作などの緊急時に車をコンピューター制御し側道で止める自動停止
装置を開発するとした場合、装置を付けた車が道路運送車両法が定める
車検基準に合うか、とか、健康関連では生活習慣病を防ぐための運動指導が
医師法で禁じる医療行為にあたる範囲がどこまでなのか、などがあります。

成長産業として期待されている、医療・介護分野では特に「グレーゾーン」
が大きく、新規事業を進める前に早く明確になることはチャレンジしやすく
なりますね！

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