皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『介護・医療の在宅化～ビジネスチャンスは？～』について

高齢化社会の到来に伴い、社会保障費削減へ向けた取組みの１つに、
介護・医療の在宅化を推進する動きがあります。

社会保障制度改革国民会議でとりまとめられた２０１３年８月の報告書
では、改革の方向性として、「急性期医療を中心に、人的・物的資源を
集中投入し、早期の家庭復帰・社会復帰を実現すると共に、受け皿となる
地域の病床や在宅医療・介護を充実。川上から川下までの提供間の
ネットワーク化は不可欠」と記載されている。

要するに、医療や介護も、病院や介護施設でのサービスは重篤者に
限定・集中させることで極力抑制し、該当しない人は在宅で医療や介護を
受けるという方向性が示されている。

そこで、今後、どのようなビジネスにチャンスが生まれそうか、全くの私見
ですが、創造してみたいと思います。

在宅化が進むと、自宅にさまざまな機器を設置するケースが増えそうですね。
そうなると、医療機関や介護施設で使われている機器の小型化・軽量化が
必要になるのではないでしょうか。

また、高齢者の自立支援に「予防分野」も重要なポイントになると思料します。
元気な高齢者は、「年寄りに見られたくない」や「人には世話になりたくない」
と思っておられる方が多いように思います。

例えば、足の状態が悪くなると、先程の理由で外に出歩かなくなり、益々足の
状態が悪くなるケースも多いようです。

歩行補助器具においても、オシャレでかっこ良く見えるデザイン性のものが
あると、足の悪い高齢者も歩行補助器具を使うことへの抵抗が薄くなるかも
しれません。但し、安全性とのバランスも大事ですが。

国の施策で進む介護・医療の「在宅化」には、様々な分野で新たなビジネス
チャンスが生まれると思料します。

是非、皆さんも事業創造してみて下さい！

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