皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『成長戦略の起爆剤となるか～戦略特区～』について

先月、アベノミクス成長戦略の目玉である国家戦略特区の第１弾が
発表され、規制緩和の岩盤を崩す先導役として特区に期待が集まり
ます。

国家戦略特区は、地域に限って規制緩和を進め、日本経済全体の
活性化を目指す制度。

特区制度には都市部を念頭に都道府県などを対象とする「広域特区」と
テーマを絞って市町村を指定する「革新的事業連携特区（バーチャル特区）」
の２種類を設置。

「広域特区」として認められた関西圏の内容について見てみると、

＜医療＞
・再生医療など先端医療の提供
（病床の新増設、保険診療と保険外診療を併用する混合診療の容認）
・革新的な医薬品、医療機器などの研究開発の妨げとなる要因撤廃

＜雇用＞
・外国企業やベンチャー企業の雇用の特例
（残業や解雇の規制見直し）

＜都市再生・まちづくり＞
・容積率など土地利用規制の見直し
（都心のオフィスビルの高さ制限緩和など）
・まちなかの賑わい創出
（道路にオープンカフェ開設など）

＜教育＞
・公立学校の業務の民間への委託
（公設民営校の検討）

＜歴史的建築物の活用＞
・古民家を使った観光振興

などがあります。

また、「革新的事業連携特区」として兵庫県養父市が指定され、
農地転売を拒む要因とされる農業委員会の規制緩和など、農業改革を
進め、農業の活力向上を目指します。

戦略特区ですが、今後は国と地方、民間事業者も参加する特区会議で計画を
作り、拠点づくりや企業誘致などを行っていきますが、どれだけ成果をつくれる
かが重要なポイントとなります。

情報を取り込み、どんどんチャレンジして行きたいですね！

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