皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『労働力の確保～高齢者の雇用～』について

少子化や景気回復の影響で若手の採用が難しくなってきている中、
高齢者に活躍の場が広がりを見せています。

２０１３年に施行された改正高齢者雇用安定法では、定年の廃止や
引上げ、継続雇用制度の導入によって、企業が希望者全員を
６５歳まで雇用するように義務付けています。

高齢者が働ける環境を整備して、労働人口の減少を補うとともに、
体を動かす機会を増やして医療など社会保障費の増加を抑える
ことも狙う。

義務化は厚生年金の支給開始年齢（現在は６１歳）の引き上げに
合わせて段階的に行われ、完全実施は２０２５年となる。

高齢者の雇用については、飲食や小売り、ビル管理などの非製造業が
先行していたが、製造業でも高齢者が働ける環境が整ってきている。

関西の労働力人口を見てみると、２０１３年ではピーク時から６％減の
１，０３６万人となっているが、今後は更に減少することが見込まれる。

そうなると、中小企業は今後益々若手の採用が難しくなることが
想像され、高齢者の活用は重要なポイントとなりそうである。

シニア世代の技術や経験を活かすと共に、高齢者が社会との関わりを
持ち続けることで健康面などでプラスに繋がる社会の創出へ向けて
高齢者の雇用を意義あるものにする必要があります。

しかし、企業永続のためには、若手の育成も重要であることも
忘れてはいけませんね！

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