皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『世界のエネルギー投資～ＩＡＥ～』について

新興国での需要が加速するエネルギー市場ですが、
国際エネルギー機関（ＩＡＥ）が発表した今後の見通しに
ついて見てみたいと思います。

ＩＡＥによる２０３５年までの世界エネルギー市場への投資
見通しによると、今後の２０年間で２５％増加すると予測。

一方、環境問題への配慮やエネルギー価格上昇への対応も
進み、消費抑制のための効率化投資は約４倍に増えると
しています。

エネルギー供給拡大のための投資額は、２０１３年に１兆６，０００億
ドルに達し、物価調整後では２０００年と比較して倍増。

２０３５年には、新興国の需要増を背景に石油など化石燃料の
開発や輸送、精製施設への投資が大きく増え、２兆ドルにまで
膨らむという。

日本においては、液化天然ガス（ＬＮＧ）へのエネルギー輸入に
依存する状況が続くと見られているが、ＬＮＧへの依存度を下げる
ために、再生可能エネルギーや原発などの発電設備への投資が
年３５０億ドルになると予測。

エネルギー効率の改善も極めて重要で、年２５０億ドルが投資に
向かい、２０３５年までの累計では、投資額が約１．２兆ドルに達する
見通し。

エネルギーの効率化投資は、世界全体で年間５，５００億ドルの需要が
あり、日本企業はこの分野で実証済みの先端技術を持っていることから
競争上有利な立ち位置にいる。

世界的に膨らむエネルギー市場で日本の技術や知恵がどこまで
食い込めるか、国内だけでなく、海外にも大きなチャンスがありそう
ですね！

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