皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『ベンチャー企業への融資～有望技術の事業化～』について

ベンチャー企業は一般的に事業を形にするまでかなりの時間が
必要となることから、金融機関が融資に乗り出すケースは少ない。

融資の返済をどのように行っていくのか？を検討する金融機関に
とって、赤字企業には余程の担保が無いと融資の取り組みが難しい
のが現状。

そうなると、ベンチャー企業にとっての資金調達は、返済しなくても
良い資金（出資）に頼るのが一般的。

そこで、ベンチャー企業に対する融資ができないか？と考える金融
機関も出てきています。

三井住友銀行は、日本政策金融公庫とタイアップし、開発資金を
共同で融資する仕組みをスタート。

日本政策金融公庫は劣後ローンと呼ばれる資本に近い形での
融資で支援し、赤字が見込まれる部分を支援。
三井住友銀行は通常の融資を行う仕組み。

主な対象として想定しているのは、設立後１０年以内の製造業のようで、
成長が期待できる技術を持っているが事業化にまでもう少し時間が
必要となる企業。

日本政策金融公庫が取り扱う劣後ローンは、企業再生の分野から
ベンチャー企業の支援まで広く活用が可能となる融資。

金融機関が有望な技術を見極めることができるのか？が今後も重要な
鍵となりそうですが、このような取り組みはベンチャー企業にとっても
資金調達手法が増えるポジティブな話。

アベノミクス成長戦略の波に、しっかり乗って行きたいですね！

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