皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『中小企業向け融資は増えるか？～金融機関～』について

景気回復の影響もあり、金融機関が抱える不良債権は１９９９年
３月期以降最少となっています。

金融庁によると、全国１１５行の２０１４年３月期の不良債権は
前期比１４％減り、１０．２兆円となった。

主要行の不良債権比率は１．３３％、地方銀行は２．７２％となり
何れも過去最低の水準となっています。

そこで、大手銀行もこれまでなかなか増やせなかった中小企業向け
融資へ力を入れて行く方針が出されています。

りそな銀行では、不良債権として分類される「要管理先」企業を支援
するなどし、今年度は中小企業向け融資を約３，０００億円（前年度比
２．６％増）とする方針を出しています。

創業したての企業やベンチャー企業への融資を積極的に取り組むと
している金融機関もあり、アベノミクス成長戦略の実現へ向けた
資金提供がどこまで行われるのか、金融機関も節目を迎えています。

ただ、金融機関側も融資をなかなか増やせず、融資スキルに長けた
人材が不足している問題をどのように解決していくかも重要となります。

財務や担保だけでしか判断しない融資スキルから、ヒト・モノ・カネ・事業の
将来性から判断できる融資スキルの構築に期待しております。

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