皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『ミャンマー小売りの自由化～外資規制～』について

ミャンマーなど１０ヵ国が加盟する東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は、
２０１５年末の経済共同体発足を控え、投資規制など非関税障壁の
削減に取り組む機運が高まりを見せている。

その中で、ミャンマーでも流通業の外資規制撤廃を行う方針が
打ち出されています。

外資規制緩和の概要についてまとめてみると、

◆小売業
【現状】
・２０１５年以降、大型店のみ出展可能に
・取扱商品にも制限

【規制緩和後】
・中小店の出店にも道が広がる
・海外からの仕入れが容易になる
・自動車などの取り扱いを新たに解禁

◆卸売業
【現状】
・外資参入を事実上禁止

【規制緩和後】
・解禁

◆倉庫業
【現状】
・大規模倉庫のみ可能

【規制緩和後】
・規制を緩和

となる見通し。

年内にも規制の一部は解除したいとしています。

現状、外国企業は代理店やフランチャイズチェーン店を通じた
事業活動しか認められておらず、流通ビジネスは現地企業の
独占状態となっている。

上記の規制緩和が実現すれば、外資のコンビ二や外食産業が
自由に出店できるようになることから、国内の流通事業者も
注目している。

物流面などのインフラ整備もこれから充実させていく必要がある
ようですが、「アジア最後のフロンティア」とされるミャンマーは
これから益々熱くなりそうですね！

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