皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『耕作放棄地の活性化へ向けて』について

全国の耕作放棄地は、滋賀県の面積に相当する約４０万ｈａあると
言われています。

その多くは相続したものの、会社勤めなどで耕作していない「土地持ち
非農家」の保有分とみられ、農地を放置したままでも固定資産税などの
保有コストが非常に低いこともあり、商業施設や道路などへの転用に
よる値上がりを期待して持ち続けるケースが目立つ。

そこで、農林水産省は、耕作放棄地を農地バンクへ貸し出せば
固定資産税をゼロにする一方、耕作放棄地の固定資産税を２～３倍に
引き上げることを２０１５年度の税制改正要望に盛り込むとしています。

農地バンクは、耕作していない農地や飛び地となった農地をまとめて
借り上げ、税金で整備したうえで、意欲のある生産者を選んで
貸し出す公的機関。

その農地バンクへは、農地を借りたい、という要望が多く寄せられており、
兵庫県では１０年間の貸出目標面積のうち、３割を超える希望がある
ほか、宮城県では今年度の貸し出し目標の数倍の借りて希望者が
ある状況となっている。

耕作放棄地の課税強化で、借り手と貸し手のギャップを埋めることを
狙う。

農家の経営面積を広げられるようにすることで、生産コストを減らし、
将来は輸出にも力を入れられるよう目指す。

衰退産業から成長産業へ変化できるか・・・
今後も要注目です！

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