『真の地域創生へ向けて~金融機関の役割~』
皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。
今回のテーマは
『真の地域創生へ向けて~金融機関の役割~』について
これまでも様々な地域振興策が検討され、実行されてきましたが、
効果的な結果を作り出せてこなかった。
そこで政府は「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ、複数の省が
類似事業に予算要求する従来の形を見直し、省庁を横断した地域
振興策を策定する動きを取ることで、予算のバラマキを改善し、
各地域の重点課題に取り組む姿勢を打ち出しています。
また、地域創生の実現を目指す上で、金融機関の役割も様々な
場面で重要となります。
日本政策投資銀行は、先月、「地域創生への提言」をまとめ、
金融機関としてどのような部分や役割で貢献できるのか、についても
発表しています。
その内容について少しみてみたいと思います。
◆全国的なデータや地域経済循環モデルなどを活用し、地域経済の
実態を「見える化」する。
◆地域の「ナマの声」も集め、地域ごとの「強み」と「弱み」を提供し、
地域独自の成長と課題解決に向けた施策の策定をサポートする。
など、地域における諸問題に対し、積極的にファイナンス機能を
果たしつつ、地域コーディネーターとしての役割を担う必要があると
しています。
具体的には、「地域経済循環分析」と呼ばれる手法を使い、
①市外からお金を稼げる企業があるか
②企業が得た所得が地域の所得になっているか
③地域で得た所得が地域で消費されているか
の3つの視点から地域の強みと弱みを分析し、お金が地域で循環
するような仕組みづくりを自治体の政策づくりに活用するほか、
地域への貢献度合いを日本政策投資銀行が企業に融資する際の
審査事項に加えるなどを検討している。
また、地域の雇用創出や女性・高齢者の活用に積極的な地場企業
には、金利などの貸し出し条件を優遇する案なども検討。
他にも地域創生への提言では、「しごとのあり方」、「まちづくりのあり方」、
「ひとづくりのあり方」についても発表されています。
日本政策投資銀行は、地方銀行との連携も深め、金融面で地方再生を
支援するとしており、今後の動きにも注目です。
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