皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『様々な場面での活躍に期待～マイクロバブル～』について

小さな穴のノズルからガスを吹き出したり、ファンで混ぜたりしながら
つくる、極めて小さな気泡を「マイクロバブル」「ナノバブル」と呼び、
様々な場面での活用研究が相次いでいます。

「マイクロバブル」は直径５０マイクロ（マイクロは１００万分の１）以下、
「ナノバブル」は１マイクロより小さな気泡で、これらより大きな気泡は
互いにくっついてすぐに消えてしまうが、微小な気泡はいつまでも
水中にとどまり、気体を封じ込めるにのに適しているといった特徴が
ある。

そこで、老朽化したコンクリートの亀裂を補修する技術に使ったり、
農作物の成長促進などにマイクロバブルを使う研究などが行われて
いる。

コンクリートの補修では、ＣＯ２が入った気泡を含む水を亀裂にかけると、
泡がはじけてＣＯ２を放ち、コンクリート中の水酸化カルシウムを
炭酸カルシウムに変える。

炭酸カルシウムは貝やサンゴの成分であり、泡を含む水を吹き付けると
傷がふさがったように固まっていく。

農作物の成長促進では、大麦の種子をナノバブルにさらすと、水中の
酸素量が増え、植物内の栄養が早く回ると見られています。

いずでも、実用化には３～４年程度の期間が必要となるようですが、
マイクロバブルの活用に期待が集まる。

機械加工技術に優れている日本にとって、新たな成長産業と
なるかもしれませんね！

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