皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『民間主導のまちづくり～大阪版ＢＩＤ制度～』について

官民連携による新たな中心市街地の活性化策として大阪版
ＢＩＤ制度が動き出します。

ＢＩＤ制度（ビジネス・インプルーブメント・ディストリクト）は、
アメリカで廃墟した都市中心部を再生する手法として
１９８０年代に始まりました。

この制度の特徴は、そのエリアで業務や商売をしている地権者
から自治体が分担金を預かり、その資金をＢＩＤの管理運営組織に
渡す仕組み。

大阪版ＢＩＤでは、大阪市が地権者から分担金を預かり、まちづくり
団体として採用された「グランフロント大阪ＴＭＯ」が公共空間の
管理やにぎわいづくりなどの活動を行う。

グランフロント大阪ＴＭＯは都市再生推進法人としても指定されている。

具体的には、地権者の同意を得て、地区運営計画を大阪市へ提出。
市議会の承認後、大阪市は地権者から分担金を徴収・交付する。

ＴＭＯはグランフロント大阪における歩道の管理業務として清掃や
警備、デザイン性の高いベンチや花壇など質の高い空間管理を
行うほか、歩道上にオープンカフェを常設し、にぎわい創出などの
業務も行っていく。

ＴＭＯが行う管理業務の期間は来年４月からの５年間。

民間の資金を分担金という形で集め、自治体が資金管理、民間が
運営業務を行う新たな形として今後の動向に要注目ですね！

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