皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『地方の活性化～ふるさと納税～』について

総務省によると、２０１１年度の都道府県と市区町村の合計寄付額は
前年比９．７倍の６４９億円となっています。

その中で、被災地支援の寄付も大幅に増えており、被災３県の合計は
震災発生直後からの１年間で約８億９，０００万円と前年度比２４倍と
なるなど、被災地支援の寄付がふるさと納税の普及を後押ししています。

ふるさと納税とは、新たに税を納めるものではなく、ふるさと
（自分が貢献したいと思う都道府県・市区町村）への寄付のことで、
個人が２，０００円を超える寄付を行った時に、住民税（５，０００円を
超える部分）と所得税（２，０００円を超える部分）から一定の控除が
受けられる制度です。

各自治体はふるさと納税として集まった寄付金を何に使うか？を
指定し、また、一定額以上寄付した方には納税者に記念品を
贈るなどをしています。

具体的な例を見てみると、東京都豊島区では手塚治虫氏ら日本を
代表する漫画家が暮らした「トキワ荘」の跡地周辺に「お休み処」を
建設することを計画。昨年１２月に展示品などの購入資金に
ふるさと納税を活用する方針を発表すると、今年３月末までに
３３件、１６６万円がこのプロジェクト向けに集まった事例があります。

しかし、ふるさと納税を活用するという自治体間の温度差はまだまだあり、
地方活性化に繋がる「使途」を考え、調達に「ふるさと納税」を使おうと
いった議論がもっと出てきても良いのではと思料します。

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