皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『民間投資の拡大～アベノミクス成長戦略～』について

アベノミクス成長戦略では、今後３年間を「集中投資促進期間」と
位置づけ、国内投資を推進するため、税制・予算・金融・規制改革
・制度整備といったあらゆる施策を総動員していくとしています。

今回はその内容の骨子について見てみたいと思います。

◆リースを活用した設備投資
民間リース会社が企業に設備を貸しやすくする保険制度をつくる。
事業の失敗で企業に貸した設備の価値が予想以上に下がり、
損失が発生した場合は国が一部を負担するような支援制度を
新設していく。

◆ベンチャー企業への投資
ベンチャー企業がどんどん生まれ、投資であふれるような日本を
つくるためには「個人保証」偏重の慣行から脱却しなければならない。
個人の資産と会社の資産を区分して管理している経営者なら
個人保証が無くとも融資が受けられるような中小企業・小規模事業者
向け金融の新たな枠組みをつくる。

◆事業再編
生産性を抜本的に向上させるためには古い設備を廃棄し、思い切った
「新陳代謝」を進めていくことが必要。
構造的に過剰供給構造や国内消耗戦に陥っている産業分野で
収益性を高めるため、再編を進めることも必要。　　　など

「民間投資拡大」「新市場の開拓」「事業再編の促進」の３つを柱に
政策を総動員していくとしています。

財政出動によりデフレから脱却できそうな雰囲気が出てきている中、
実需の設備投資をどこまで促せるかがポイントですね！

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