皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『中小企業の事業継続計画～災害対応～』について

先日、南海トラフ地震発生時の被害試算などが発表されて
いますが、中小企業にとっても事業継続計画（BCP）策定の
重要性が増してきています。

事業継続計画（BCP）とは、大規模な自然災害などが発生した際に
企業や行政機関などが事業を継続するために、従業員や設備の
安全確保や復旧・再開の手順などを決めておく計画のことを言います。

このBCPですが、従業員５，０００人以上の企業では６割超が策定済み
となっていますが、１００人以上５００人未満では約３割、１００人未満では
２割程度と中小企業の取り組みに遅れが出ています。

しかし、最近ではBCPを策定していない企業との取引は難しくなるケースも
出てきている等、中小企業にとってもＢＣＰの策定は必須条件になりつつ
あります。

BCP策定ですが、大手企業では生産拠点を各地に分散させる
などの対策が可能となりますが、中小企業では難しいケースが多く、
同業者間の「連携」が可能か？などがポイントとなります。

また、BCPは、取引先との信用を高めることが最も重要となりますが、
それ以外でも、金融機関の融資で優遇措置を受けられるケースもある
ようです。

災害時の対策は「準備」無くして対応はできませんので、中小企業も
頭に入れておきたい所ですね！

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