皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『プロ向けファンド規制～個人出資に特例～』について

高齢者など投資経験の少ない個人に対し、ファンドの販売を
強引に行うなどのトラブルが散見されており、規制が強化される
方向で動いている。

規制強化を行うのは、「プロ向けファンド」と呼ばれる証券会社や
銀行などの機関投資家（プロ）が１社でもファンドに入っていれば
４９人以内の個人からお金を集められる制度に対するもの。

プロ向けファンドは金融庁に社名などを届け出るだけで利用が
できる簡便な仕組みですが、悪用するケースが増えていた。

そこで、個人へのファンドの販売は原則として１億円以上の
富裕層に限るとし、制度の悪用で投資家に被害が出ることを防ぐ。

但し、ベンチャー企業に投資するファンドには特例を設け、
公認会計士による監査を受けることなどを条件に、上場企業の
役員や弁護士らへの販売を認め、ベンチャーキャピタルが資金
集めに困らないようにする。

投資については、原則「自己責任」であることを理解した上で行う
必要がありますが、詐欺的に騙して投資させるといった事態が
規制強化へ動くきっかけとなってしまいます。

何だかわからないけど、良いと薦められたので投資した、といった
ことが無いよう、内容やリスクを十分理解し、自らがちゃんと判断
できるよう私達も注意が必要ですね！