『公共データを活用しサービス創出』
皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。
今回のテーマは
『公共データを活用しサービス創出』について
行政などが保有する情報を誰もが使いやすい形で
公開する「オープンデータ」の取り組みが各自治体の
間で広がりを見せている。
オープンデータは政府や自治体がなどが持つデータを
「公共財」と位置づけ、複数の情報を集約して一覧
しやすくしたり、データを通常のコンピューターソフトで
加工しやすい状態にして公開する、というもの。
一部の画像などを除き、オープンデー化されていれば
著作権などの制約を受けず、無償で自由に活用できる。
防災、観光、交通といったデータの民間事業者による
2次利用を促し、スマートフォンアプリなど、新サービスの
創出に繋げられる。
神戸市では、公共施設などの情報をオープンデータ化し、
「神戸ロケ地マップ」を製作。
作品名や出演者などを検索すると、映画撮影などのロケと
なった場所を探すことができる。
京都市は、バスや地下鉄の時刻表やバスの運行情報、
バス停の位置情報や地下鉄の駅構内図などを公開。
京都市内の企業にも協力を依頼し、タクシーの走行状況や
市営駐車場の空き状況などの情報も集め、市民や観光客らが
快適に移動できるようなアプリの開発を民間企業が行っている
ケースなどがある。
海外に目を向けてみると、アメリカでは購入を検討する不動産
周辺の自然環境や失業率といった経済状況、教育環境などが
わかるサービスが開発され、ビジネスになってる事例もあるようです。
公開された公共データを活かし、利用者が求める情報発信を行う
動きは、まだまだ事業創造ができそうですね!
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