『空き家再生に向けた取組み』
皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。
今回のテーマは
『空き家再生に向けた取組み』について
少子高齢化や供給過多などの要因で増え続けている
空き家ですが、子育て世代の夫婦に賃貸していくなどの
動きが広がりを見せている。
総務省の調査では、2013年の集合住宅を含む空き家は
約820万戸と、住宅全体の14%を占めるまでに増加。
そこで、50歳以上のシニア向け「マイホーム借り上げ制度」や
リバースモーゲージなどを提供している一般社団法人
移住・住みかえ支援機構(JTI)と工務店らが提携し、空き家再生に
取組む事業者が出てきている。
スキームのイメージは、広い戸建てに住みたい子育て世代の
夫婦が、空き家情報を取り扱うサイトから情報を入手。
空き家の所有者は、JTIの「借り上げ制度」を使い、JTIから
家賃収入を得る。JTIは賃借人から家賃を回収。
また、空き家のリフォームが必要な際は、賃借人が空き家再生
事業で提携している工務店を使い、工事までサポートする仕組み。
今年から相続税の課税範囲が拡大していることもあり、空き家の
所有者は持ち家を賃貸すると土地などの評価額が下がるといった
メリットもあり、空き家再生事業の拡大が見込めると判断している。
人口減で新築住宅は頭打ちとなることが避けられない状況であり、
中古住宅の流通を増やしていく動きは金融面も含め、益々広がりを
見せそうですね!
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