『儲かる農家となるか~営農発電~』
皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。
今回のテーマは
『儲かる農家となるか~営農発電~』について
日本の農業が生き残っていくために、大規模化・専業化へ
向けた動きが主流となっているが、新たな農家経営のモデル
として農地を活用した売電事業も組み合わせた兼業農家が
広がりを見せそうである。
農業を続けながら太陽光発電による売電を行う形を「営農
発電」と言い、2013年の3月に農林水産省が規制を緩和を
行って以降、農業継続で一定条件を満たせば営農発電が
できるようになった。
植物は必要量以上の光を当てても光合成が増える訳では
なく、生育に必要な日照さえ確保できれば農業は行える。
空いたスペースなどを使い、太陽光による売電事業を行う
という形。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、太陽光の
買い取り価格は2015年度から1キロワット時当たり27円に
下がるが、農家が保有する農地であれば、地代は不要であり、
採算が見込める、というもの。
元々、日本の農家は兼業農家が主流であったように、大規模化や
専業化だけを目指すには、様々なリスクが顕在する。
小規模の農家でも、営農発電を行うことで儲かる兼業農家へと
変わることができれば、農業人口の減少を抑えられることにも
繋がる。
営農発電に適した作物の選定や、栽培方法など、データが集まれば
農業と売電の両立ができ、儲かる農家へと成り得る可能性が
ある。
今後も注目の分野です!
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