『地方創生への交付金~4,200億円の概略~』
アベノミクス第2弾の柱としている地方創生ですが、2014年度補正
予算で交付金4,200億円が決まり、その使い道の概略について
抑えておきたいと思います。
交付金には2つのタイプがあり、地域消費喚起・生活支援型と地方創生
先行型に分かれる。
まずは、これらのタイプの考え方について見てみたいと思います。
◆地域消費喚起・生活支援型(交付金 2,500億円)
・都道府県及び市町村の配分比率 4:6
・プレミアム商品券(域内消費)及びふるさと名物商品券・旅行券
(域外消費)については、一定事業規模を確保できるように
地方公共団体に助言・サポート
・人口、財政力指数、消費水準等・寒冷地などの点を踏まえ交付
◆地方創生先行型(交付金 1,700億円)
①基礎交付(1,400億円)
・都道府県及び市町村の配分比率 4:6
・地方版総合戦略策定経費相当分として1都道府県2,000万円、
1市町村1,000万円は確保
・人口を基本としつつ、小規模団体ほど割増
・財政力指数
・就業、人口流出、少子化の状況
などを踏まえ交付
②上乗せ交付(300億円)
・観光資源開発、中山間地域の活性化など6分野において
先駆的な取り組みであること。
・民間企業や地域住民との連携ができ、事業の評価体制が
整っていること。
・選定されると都道府県には5億円、市町村には5,000万円を
上限に交付
などとなっています。
バラマキとならぬよう、官民が一体となった提案、実行が地方創生
には不可欠です。
自分はどうしたら良いのかわからない、といった方がおられるよう
でしたら、気軽にご相談下さい。
一緒に考えて、動きましょう!
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