『観光産業の資金調達~観光活性化マザーファンド~』
今回のテーマは
『観光産業の資金調達~観光活性化マザーファンド~』について
日本の観光産業は、全国各地に観光資源が数多く存在し、地域経済の
活性化や雇用拡大などにも繋がることから政府も訪日客の増強に
力を入れています。
資金面での支援では、昨年4月、日本政策投資銀行と地域経済活性化
支援機構、リサ・パートナーズが共同で官民ファンド「観光活性化マザー
ファンド」を組成し、支援を行っている。
このファンドの支援実績ですが、兵庫県篠山市では国家戦略特区の
規制緩和を活用し、城下町に並ぶ古民家を高級ホテルに改装する
事業を支援。
また、岐阜県高山市の歴史保存地区で、外国人観光客の増加に
対応して事業拡大する酒造会社に対し、地方銀行との協調融資を
実施した事例などがあります。
観光活性化マザーファンドは総額13億円の規模でスタートしましたが、
年内には増額する方針としているようです。
銀行では事業リスクの把握などが難しいといったケースが多く、
成長産業での資金調達では、官民ファンドなどの活用は有効な
手段となります。
資金調達で悩みを抱える経営者がおられるようでしたら、
気軽にご相談下さい!
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