今回のテーマは
『無担保・第三者保証人不要の資金調達方法』について

中小企業が「無担保・第三者保証無し」で資金調達を行う方法に
「証券化支援スキーム」を活用した融資制度があります。

この融資制度は「ＣＬＯ融資」とも呼ばれており、証券化の手法を
活用することで、中小企業・小規模事業者の資本市場への
アクセスを促進及び、円滑な資金調達を図ることを狙いとしている。

この手法は、金融機関の中小企業者向け貸付債権を多数束ね、
証券として投資家に販売する仕組み（証券化）で、原則、無担保・
第三者保証人なしの長期借入が行える。

政府系金融機関である日本政策金融公庫が行うＣＬＯ融資には
主に２つのパターンがある。

①保証型
民間の金融機関が中小企業に対して行う無担保融資などの
部分保証、及び金融機関が貸付債権を投資家へ証券化し、
販売する際の保証・買取りを行う仕組み。

②買取型（キャッシュ型）
民間の金融機関が中小企業に対して行う無担保融資などの
貸付債権を日本政策金融公庫が買取り、公庫が証券化し
投資家へ販売する仕組み。

わかりやすく言えば、民間の金融機関が無担保で長期の融資を
しても、政府系金融機関である日本政策金融公庫がその貸付
債権を買い取ったり、保証してくれることで、民間の金融機関の
リスクは小さくなることから資金調達がしやすくなるという手法です。

ご興味のある方は気軽にご相談下さい！

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