『電力環境の改善~ミャンマー~』
今回のテーマは
『電力環境の改善~ミャンマー~』について
現在、ミャンマーの電力は豊富な河川を利用した水力が
7割を占めるが、雨期と乾期で供給能力が変動するなど
安定供給に課題があります。
そこで、ミャンマー政府は、安定した電力確保のために
発電コストが比較的安い石炭火力発電所の建設を推進
する考え。
2030年には、国内発電の3分の1を石炭火力にする
意向を示し、石炭火力発電所の開発計画に対する許認可
促進や電力の開発を支援するとしている。
日本のプラントメーカーにとって商機が広がるほか、ミャンマー
進出を検討している製造業にとっても明るい材料となる。
これまでミャンマーへ進出する製造業は、電力消費の多い
金属加工業などは少なく、軽工業が主体。
また、自家発電装置の設置も余儀なくされるなど、人件費は
安いが、電力確保でコスト高となってしまうといった店が
課題であった。
電力不足が解消されれば、ミャンマーへの製造業の進出も
加速していくことが想像される。
ミャンマー進出を検討されている企業にとっては
今後も要注目の動きですね!
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