『中小企業の海外事業支援~融資拡大~』
今回のテーマは
『中小企業の海外事業支援~融資拡大~』について
国内の人口減を背景にした国内市場の停滞を受け、アジアなどの
成長を取り込もうとする動きが広がっています。
国際協力銀行による2014年度の中堅・中小企業向け融資承諾
実績は、約1,100億円と件数も100件を超え過去最高となった。
その内、4割が地銀や信用金庫との協調融資となっており、メガバンク
以外では難しい長期の外貨建て融資や海外事業のノウハウを
活用する例が目立ってきている。
また、日本政策金融公庫では、ASEANを中心とした海外投資
だけでなく、輸出事業を強化する中小企業向け融資も拡大。
輸出支援では、農林水産事業関連にも力を入れており、海外で
販売する場合に必要となる資金から支援を行っている。
海外展開支援融資の2014年4~12月の支援実績は前年同期比
2割増え、932件の約190億円となった。
今後も地方創生において、海外への輸出などまだまだニーズは
増えることが想定されます。
地方の金融機関と政府系金融機関が連携し、支援を強化して行く
動きがあるということを、頭に入れておきたい所です。
この記事へのコメントはありません。