『EC市場の拡大を目指して~ベトナム~』
今回のテーマは
『EC市場の拡大を目指して~ベトナム~』について
2013年12月末現在のインターネット普及率が43.9%まで
拡張してきたベトナムでは、EC市場の拡大を目指す動きが
加速しています。
ベトナム商工省の試算では、2015年のベトナムEC市場規模は
4,840億円と2013年比1.8倍になると予想。
その背景には、ベトナムIT最大手のFPT社が、日系企業などの
ノウハウをを取り込み、消費者が安心して使えるECサイトの構築を
目指す動きがあることも要因の1つとなっている。
ベトナムではネット利用者の約6割がネット通販を利用しているが、
クレジットカードの普及率が推定10%以下と低く、8割近い消費者が
代金引換で購入しているという。
模倣品をつかまされることを心配する消費者も多いようで、購入する
金額は少額に抑えられているといった課題がある。
そこで、決済面でも、アリペイのように商品が消費者に届いたことを
確認した時点で出品者に代金が払い込まれるような仕組みを導入
するようです。
2015年末にはアジア諸国連合(ASEAN)の経済統合も予定されて
おり、EC市場が約1兆5,000億円あるタイなどの近隣諸国からも
商品が入りやすくなることが想定されます。
ASEANの成長を取り込む動きとして注目ですね!
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