『ITソフトと医療~アプリの普及~』
今回のテーマは
『ITソフトと医療~アプリの普及~』について
手軽に持ち運べる情報端末として普及したスマートフォンを土台に
医療が大きく変わろうとしています。
2014年11月に医薬医療機器法(旧薬事法)が施行され、特定の
病気の診断・治療・予防を目的とするソフトは、医学的データを示して
厚生労働省所管の医薬品医療機器総合機構から医療機器としての
承認を得ることが必要となった。
承認のないソフトは公に販売できなくなる一方で、お墨付きを得た
ソフトは医療機関が新たなツールとして採用しやすくなることが
期待されている。
特に医師のチェックが届きにくい日常生活での行動に対して、アプリを
活用し、病気の治療や予防に使うといった動きが広がりを見せそうである。
例えば、喫煙を防ぐアプリの開発や糖尿病など生活習慣病の治療に
使うアプリの開発などがある。
喫煙を防ぐアプリでは、起床時や食後など喫煙したくなるタイミングに
喫煙を働きかけるメッセージを出す、といったものや、生活習慣病の
治療に使うアプリでは、患者自身の血糖値や日々の行動をアプリで
管理し、そのデータを電子カルテと共に一元管理する、といったものが
開発されている。
ベンチャー企業と大学、病院などが連携し、ITソフトを開発、活用しようと
する動きは今後も注目を集めそうな分野ですね!
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