『成長産業への官民協調融資~ロボット・バイオなど~』
今回のテーマは
『成長産業への官民協調融資~ロボット・バイオなど~』について
成長産業として期待されるロボットやバイオの分野ですが、
事業を黒字化するまでに相応の時間を必要とするといった
課題があります。
ベンチャーキャピタルや官民ファンドなどから出資を募り、
自己資本を厚くした上で事業化して行くケースが多いが、
金融機関も官民が協調して直接支援を行う形づくりが進む。
民間の金融機関と日本政策金融公庫が提携し、協調融資を
行うといった内容。
日本政策金融公庫は劣後ローンと呼ばれる一般の融資よりも
返済順位の低い融資で支援し、併せて民間の金融機関も協調
融資を行う仕組み。
劣後ローンは融資でありながら融資審査上、資本と見做しても
良いとされており、提携先の民間金融機関は、事業会社が赤字で
あっても融資が可能となる。
これまで成長産業へ直接リスクマネーを供給することが難しかった
民間の金融機関も、直接融資を行える体制づくりを整える。
資金調達方法の多様化が成長産業の育成には不可欠であり、
今後の動きにも要注目です。
弊社ではベンチャー企業の資金調達も相談をお受けして
ますので、気軽にご相談下さい!
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