『地域ブランドの振興を後押し~地理的表示~』
今回のテーマは
『地域ブランドの振興を後押し~地理的表示~』について
新しい地域ブランドの保護制度として6月よりスタートした
「地理的表示」の認定制度ですが、地域振興やブランド強化に
繋がる動きとして期待が集まっています。
地理的表示は、世界貿易機関(WTO)協定に基づく知的
財産権で、国が認定したものに対して不正使用は国が
直接取り締まる仕組み。
既存の認定制度と違い、違反者には懲役や罰金も科して、
国が産地を守る保護制度となっている。
また、一度登録されると商標登録のような期限がなく、無期限に
保護される点が特徴。
地域振興には地元ならではの農水産品をブランド化できるか、
といった点も重要であり、1つの産地から複数の産物が登録
されるようになれば、その地域の付加価値も高まる。
ハムやチーズなど、魅力的な農産物を手掛けるイタリア・パルマ
地方の事例などが参考になる。
今後は他国との相互保護の仕組みをつくり、農水産物の輸出
強化も狙う。
地域が一体となりその地域の付加価値をどのように高めて行くことが
できるのか・・・
地方創生に弾みをつける動きとして期待ですね!
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