『町おこしを後押し~町家限定住宅ローン~』
今回のテーマは
『町おこしを後押し~町家限定住宅ローン~』について
歴史のある町並みはあるものの、住人のいない町家が増え、
地域再生の足枷せとなっているケースも少なくはない。
今年の5月に施行された「空き家対策特別措置法」でも
空き家の修繕を奨励しているが、町家を再生することで
町おこしを後押しする動きが広がりを見せている。
滋賀県の長浜市では約70軒の空き町家があるが、建築基準法に
適合しない建物が多く、これまで修繕費のローンがなかなか
組めないといった課題があった。
そこで、長浜市と滋賀銀行が連携し、長浜市の町家認定を受けた
町家であれば改修額の半額を評価額に上乗せする「町家限定住宅
ローン」の取り組みを7月から開始するなどの動きがある。
融資額は5,000万円以内、融資期間は原則25年以内。
他にも、関西では兵庫県の篠山市で篠山城周辺の空き町家を
改修し、ホテルにする事業構想も進んでいる。
ただ、空き町家の再生にはまだまだ課題も多い。
例えば、所有者が独居高齢者で、亡くなった後の空き町家だったり
すると、その後の相続で権利関係が複雑となり活用が進まない
といったケースなどもあるようです。
空き町家を再生し、町おこしを促す動きは、地域再生にとって
重要なポイントの1つです。
地元の金融機関と連携する動きなど、今後も広がっていくことに
期待ですね!
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