『高齢者の地方移住~CCRC構想~』
今回のテーマは
『高齢者の地方移住~CCRC構想~』について
退職した高齢者らが健康なうちに地方へ移り住み、生涯学習や
社会貢献に取り組みながら暮らしてもらうことを促すCCRC構想の
検討が進んでいます。
CCRCは、”Continuing Care Retirement Community” の略で
大都市の高齢者を地方に移り住むよう促し、施設整備や環境づくりに
官民が協力する構想。
CCRCには①高齢者が住みやすい大型施設を造る「施設型」、
②狭い地域に個人住宅を集める「エリア型」、③小規模自治体
全体で機能を担う「タウン型」の3種類があり、バリアフリー施設や
見守りサービスを用意する。
政府は、移住者の受け入れを進める自治体に対し、2016年度に
新設予定の新型交付金を配布するほか、地域限定で大胆に規制を
緩和する特区の指定などを検討するとしている。
CCRCを検討している自治体の構想内容を見てみると、地元の
国際大学と連携し、移住した人には留学生との交流や日本語支援、
ホームステイの受け入れなどに協力してもらうといった案などが
あるようです。
大都市圏の高齢者が地方への移住が進むと、地方にとっては地元での
雇用創出にも繋がるなど、再生する大きなチャンスと成り得る。
今後の動きにも要注目ですね!
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