『空き建物の再利用で地方創生後押し』
今回のテーマは
『空き建物の再利用で地方創生後押し』について
商業施設や学校など、空き建物を再利用しやすくするための
規制緩和策が検討されています。
中小企業庁によると、2012年時点で1つの商店街に占める
空き店舗の割合は14.6%と2003年度の2倍に膨らむほか、
廃校も年間400~600校ペースで増えているという。
そこで政府は、これらの空き建物の再利用を促し、地域の賑わいや
雇用創出に繋げたいと考えている。
規制緩和の内容ですが、現在の建築基準を満たさない空き建物
でも、耐震性確保などを前提に増築しやすくするほか、自治体に
よって異なる建築規制運用の統一化を目指す。
現行の制度では、古い建物で現在の建築基準に合わなくなった
既存不適格建築物でも、手を加えなければそのまま利用できるが、
増築する場合は、建物全体の構造計算をやり直し、現在の基準に
合うよう改修する必要がある。
これを見直し、増築しても建物全体の耐震性などが十分であれば、
構造計算をしなくても再利用できるようにしたい考え。
地方創生のキーワードにコンパクトシティの形成も挙げられるが、
その中には中心的役割りを担うのでは期待される商店街の再生も
重要なポイントとなる。
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