『不動産業向け融資の動向』
今回のテーマは
『不動産業向け融資の動向』について
2020年の東京オリンピック開催期待や茲許の円安などの
影響もあり、国内の不動産に対する投資が活発化しています。
また、金融機関による不動産業向け融資も膨らんでおり、
日銀の発表によると2014年度は12兆2,544億円と、
バブル期であった1989年度の12兆1,075億円を超え
過去最高。
金融機関の中でも地方銀行や信用金庫が不動産業向け融資を
強化しており、信用金庫の融資額は前年度比12%増と国内
銀行の5%増より伸びている。
ホテル業界においても、外国人旅行者の増加に対応しきれず、
ホテル用地確保へ向けた動きも加速している。
不動産業向け融資が増えたもう1つの要因に容積率が緩和される
国家戦略特区での建設ラッシュが挙げられる。
東京圏では特区を活用し、高層ビルの建設が相次ぐ。
今後の焦点ですが、数字的にはバブル期に近い所にまで
上昇した不動産投資のGDP比率を巡り、ブレーキがかかるのか、
しばらくはこのままで様子見となるのか・・・
注視しておきたい所ですね!
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