『金融ベンチャーの台頭~フィンテック~』
今回のテーマは
『金融ベンチャーの台頭~フィンテック~』について
リーマンショック後、銀行の規制強化が強まる中、金融緩和で
市場に余る資金を有効に使う金融ベンチャーが活躍の場を
広げている。
IT(情報技術)を使い、融資や決済などのサービスを提供する
サービスを「フィンテック」と呼び、日本でも育成や活用の議論が
本格的に始まっている。
例えば、顧客の信用力とITで分析し、ネット上でお金の借り手と
貸し手を結び、手数料を取るビジネスモデルなどがある。
米国のある企業は、売上が40倍近くにまで上がり、時価総額は
日本の地方銀行並みに上る企業も出てきている。
他にもスマートフォンでの決済サービスや海外送金などのサービスに
参入する企業も相次いでいる。
大手コンサルティング会社の調査によると、2014年のフィンテック企業
への投資額は全世界で122億ドルとこの5年間で7倍に拡大。
日本でも、金融機関とIT企業が連携する動きや、ベンチャー企業が
新しいアイデアで金融分野において活躍できるマーケットが広がる
可能性を秘めており、今後も注目の分野です。
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