今回のテーマは
『健康ポイントの普及へ向けて～医療費削減～』について

総務省は、昨年から今年にかけて全国６市と連携し、「健康ポイント」
制度の実証実験を行っています。

この実証実験では、歩いた歩数や健診データの改善に応じて、健康
ポイントがもらえる仕組みとし、商品券やポイントカード「Ｐｏｎｔａ」の
ポイントの形で受け取れるようにした。

実証実験の結果、健康に関する意識づけなどで一定の効果があると
判断し、「健康ポイント」制度の普及策が検討されることとなった。

その内容ですが、健康保険組合などが導入しやすいように、現金や
保険料の割引を特典にできること明確にする一方、特典欲しさに
受診を控え、症状が悪化しない仕組みづくりを検討するとしている。

健康ポイントは個人の運動、食生活の改善といった取り組みや体重の
減少に応じて特典を受け取る仕組み。

ポイントの財源は基本的には加入者から集めた保険料となるが、
予算を使い、住民向けに導入している市町村もある。

受け取ったポイントは、体脂肪計やスポーツ施設の利用券などと
交換できるほか、ポイントではなく、現金や保険料の割引を受けられる
ケースもある。

これまで健康ポイント制度を取り入れている所は、一部の大企業
健保や市町村だけだったため、制度の指針をつくることで普及を
後押しするとしている。

運動や食生活関連のビジネスチャンスにも繋がる動きとして、今後も
要注目ですね！