『3Dスマートものづくり研究~神戸大学~』
今回のテーマは
『3Dスマートものづくり研究~神戸大学~』について
神戸大学は、3Dスマートものづくりに関する産学官連携の
中核組織を目指す「3Dスマートものづくり研究センター」を
立ち上げています。
このセンターは内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムで
「革新的設計生産技術」の採択を受けた3つのテーマに取り組む。
①リアクティブ3Dプリンタによるテーラーメイドラバー製品の
設計生産と社会経済的な価値共創に関する研究開発
→ここでは運動シューズをモデルに3Dプリンターでの成形が
難しいゴム製品のオーダーメード化に取り組む。
複数のメーカーが協力し、素材開発及びIoTを活用して
一人一人の運動能力や癖に合わせたシューズづくりを行う。
②全体俯瞰設計と製品設計の着想を支援するワークスペースの
研究開発
→上流設計にフォーカスしたこれまでに前例のない「ものづくり
支援システム」を研究開発する。
③CAM-CNC統合による革新的な工作機械の知能化と
機械加工技術の高度化
→機械加工をNCプログラムで指令する方式から、加工中に
工具位置や工具姿勢を計算して逐次指令する方式へ転換する
工作機械の知能化技術を開発する。
3DプリンターやIoTをを活用し、効率的なオーダーメード型の設計・
生産の仕組みづくりや、工作機械の自律運転などに取り組む。
新たなものづくり研究拠点として、今後の成果に期待です!
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