『障害者雇用のこれから~中小企業~』
今回のテーマは
『障害者雇用のこれから~中小企業~』について
今年の4月より、障害者雇用納付金制度が改正され、法定雇用率を
下回る場合、納付金を納めなければならない企業の範囲が従業員
200名超から100名超へと拡大しています。
また、2018年の4月からは、改正障害者雇用促進法が施行され、
精神障害者の雇用が義務化され、中小企業でも障害者雇用に
取り組む必要が出てきた。
これまで、うつ病や統合失調症など精神障害を持つ人は表面的に
症状が判断しづらく、身体や知的な障害を持つ人を雇うケースとは
違った難しさがあった。
しかし、2018年の4月からは雇用義務の対象に加わる。
大手と比べ中小企業の場合、受け入れ負担が大きいといった課題が
あったが、自治体が専門の支援機関をつくるなどし、官民一体となった
障害者雇用の取り組みが広がりを見せている。
関西では、京都府の中小企業が障害者雇用の成果を挙げているという。
京都府内の企業における障害者雇用率は1.95%と全国平均の
1.82%は上回るものの全国16位。
しかし、従業員50~99人の中小に限ると、雇用率は1.91%と
全国平均の1.46%を大きく上回る。
京都府が全国に先駆けて2007年に開設した統合型就業支援
施設「京都ジョブパーク」を通じた活動の成果が出ているようです。
これまでは障害者への支援が中心だったが、今後は雇用する企業を
支援する体制づくりも重要となる。
弊社では、発達障害者の就労支援を行っておられる施設で勉強会を
させて頂きましたが、皆さん、一生懸命に頑張っておられました。
障害者の雇用機会が益々増えることに期待しております!
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